【同性愛】それでも好き


「はいは~い」

携帯で時間を確認すると俺から離れて向日葵は先に屋上を出る。
いつも一緒に出たり入ったりすると怪しまれるから…。だから、向日葵はいつも俺より先に屋上を出て行く。


ヒラヒラと手を振って向日葵の後ろ姿を見て、俺の不安は毎日大きくなっていった。



このまま、何もないままお互い飽きてバイバイするのかな?


な~んて…そんな風に思うのは今が幸せすぎるからかな?でも、向日葵は何も教えてくれないから…
いちいち過去の話をするのも可笑しいとは思う。けど、好きだから全部知っていたいと思う。自分の知らないことを他の誰かが知っているのがイヤ…ただの独占欲が強いだけ?
でも、好きだから独占したいよ…



お互いの間に見えない壁がある気がしている…。どんなに抱きしめたって、どんなに近くにいても向日葵はなんだか遠くて、俺はこれ以上遠くに行かないように必死に抱きしめることしかできない。


人目を気にして、屋上で、出るときもバラバラで…




「はぁ~…」



那智が言っていた『普通の恋愛とは違う』ってことが痛感する…。

”好きさえあればいい”だなんて、俺の考えは甘っちょろい



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