キケンなお留守番~オオカミ幼なじみにご用心!~




優しい朝日で目が覚めた。



私の身体にはブランケットがかけられていた。



夜中に蒼がかけてくれたんだ…。



具合どうかな…?



蒼の部屋にむかってみたけど、ベッドは空になっていた。



もう起きたのかな?



と階段をおりたところで、私は飛び上がった。

シャワー上がりのTシャツ、ハーフパンツ姿の蒼と、鉢合わせしたからだ。



「おはよ」



私を見たとたん、蒼は濡れた前髪の間で穏やかに目を細めた。





…なんだかいつも以上に色っぽく見えて…目が合わせられない。





「…おはよ。
ぐ、具合は?」


「おかげさまですーっかりよくなった。
昨日はいろいろ面倒みてくれて、ありがとうな」





わ…っ





そっ…と私の頭を撫でると、蒼は洗面所に入って髪を乾かし始めた。



ドキッとしたものの、蒼の対応はいたって普通で、正直安心した。



会った瞬間、キスでもされたらどうしようかと緊張してたから…。
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