pure love~君に恋した365日~



カラッ…




静かに病室のドアが開いた。




「お母さっ…」




お母さん、どうだった?と聞こうとした私の言葉はお母さんの表情を見て消えていった。





お母さんは泣いていなかった。



無論、お父さんも。





でも、二人とも笑っていなかった。
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