僕は、君が好きです。

1章③-真凛~隣の渋谷くん~vol.5

~真凛side~


もう、本当に私ドジなんだから…。

男子の着替え覗くなんてサイテー!!

どうしよう…教室に帰りたくないよ…。

でも…帰らないと

授業あるし……私日直だし……。

どうしよう。

そういえば、泰詩の裸も見ちゃった…。

小学校のプール以来?

泰詩、男の子なんだ。

なんだか別人みたいだったよ。

って、私変態じゃん!裸思い出すなんて!

あ~っ考えているうちに

教室に着いてしまった。

「市ノ瀬さん。」

私の後ろで急に声がした。

「ひっ!」

「あっ!ごめん…。」

振り返ると、同じクラスで

席が隣の渋谷将太(しぶやしょうた)くんが

私の後ろに立っていた。

「渋谷くん…。」

「違うの、考えごとしてて…

ごめんね、何?」

「今日、俺と市ノ瀬さん日直だから

日誌どうするかなと思ってさ。」

「あっ!うん、よろしくね。」

「私日誌書くよ。」

「じゃあ、俺が号令と黒板やるわ。」

「黒板は私も手伝うよ。」

渋谷くんと話ながら歩いているうちに

私はいつの間にか教室に入って

自分の席に座ってるいた。

ラッキー?ありがとう渋谷くん!

「どうしたの?」

「渋谷くんに感謝だよー。

なんか教室に入りづらくてさ…。」

「もしかして、一時間目の事?」

「何で知って!!」

「俺、教室いたから。」

「ごめんなさい!けして覗くつもりは…」

「アハハ、わかってるよ、大丈夫だよ。

一部の男子が騒いでただけだから。

それに…」

渋谷くんは、チラッと泰詩の事を見た。
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