僕は、君が好きです。
3章②ー真凛~私と別れてください~vol.19
~真凛side~

泰詩の手を振り払ってしまった…。

振り払った方の手が冷たくて

何だか血が通ってないような感じ…。

振り払ってすぐに…

しまった…って思った。

泰詩が言った事は正しい…。

渋谷くんを傷つけたのは私…。

本当の事を言われて

怒るなんて、私は本当にバカだ。

私…全然…泰詩の気持ちがわからない。

泰詩はもう私の事

ただの友達なのかな?

泰詩は私の事をもう

好きじゃないのかな?

不安だけが私を襲う…。

不安で不安で仕方ない…。

私は泰詩が好きだよ…。

やっと自分の気持ちに気づいたのに

泰詩はもう別の子が好きなんて…。

そんなの…嫌だよ。

それなのに泰詩は私に優しくて…

泰詩の優しさを独り占めしたい。

渋谷くんを傷つけてるのに

私…さっきから泰詩の事ばっかり…。

…何か嫌だ。

好きって…こんな気持ちになるの?

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