境界線
もう、やめよっか。


「あー。お前酔いすぎ。襲うぞ?」

「はー?何が襲うぞ?よ。

歓迎会の日そんなこと私に聞かないで襲ったくせにー!

何様のつもりよ!」


数時間後には、もう酔いつぶれている私。


情けないけど、止まんない!


「うるせぇーな。別にいーだろ。
今、こんな感じになれたんだからよ。」


え、こんな感じってなによ。


「婚約者がいるのにセフレもいるこの感じ?

あんたは嬉しいだろーけどさ。
私からしたら大迷惑なんだから。」


全然前に進めないじゃない。って意味ね。

求められると、離れられなくなっちゃうタイプだから。


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