線香花火

クラス

「……あのさ、ずっと思ってたんだけど……

同じ学年なんだから敬語じゃなくていいよ?」


『え、あっ……そう…だね』


「…じゃあ、もしまた敬語使ったら

ジュース1本奢りね」


そう言って意地悪く笑った空海君



その顔を見た時

なぜだか胸がドキッとした


でもそれは一瞬だったため

気にもとめなかった
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