君へ最期の告白を
はじまり
16年前、私は、栗川家の長女として生まれた。




名前は栗川 |紅葉(くりはら くれは)
現在、桜華高校の1年生。
明るくて元気で運動大好き!!





そして私には好きな人がいるの。







名前は桃原 春輝(ももはら はるき)
彼も私と同じ桜華高校の1年生。クラスは4組。私は3組。つまりお隣さんクラス







彼、春輝くんと仲良くなったのはメールのやりとりがきっかけ。中学はそれぞれ違うから、最初は仲良くなかったんだけど、メールをするうちにどんどん惹かれてった。





告白…しようかな……?








______ 学校


「紅葉おはよう!!」


「くーちゃんおはよう!」




私は割と友達は多い。だから学校は楽しい。






「栗川さんおはよう。」




はっ!!は、は、春輝くんだ!!朝から会えるなんて!!




「は、春輝くん、おはよっ」



あーぁ、付き合えたらなぁ。もっと堂々と挨拶できるのに…。
振り向いてもらえるように頑張らないと。







とは言ったものの…



毎日挨拶しているわけじゃなくて、今日初めて春輝くんと挨拶したの。




私は周りの子みたいに可愛くないし、オシャレでもない。自分に自信持てないから…。


…振り向いてくれるかな。



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