初恋は一生もの

モヤモヤの気持ちを抱えたまま、



今日から2泊3日の宿泊体験が始まります



「「ついたーー!」」



バスに乗って2時間半でやっとついた



「うぉー!自然いっぱいだー!」

「なんか暑くね?」

「楽しみー!」



そういう声がちらほら聞こえる



「明莉楽しもうね!」



「あ、真琴!もちのろんだよ!」



「あー!ずるいずるい!萌も仲間に入れてー!」



そんな会話をしていると、



ボフッ




「うわ!え、ちょ…」



何かが顔面にふってきた



「ん?ジャージ?」



「明莉!それ暑いからもってて」



「な!優ちゃん!」



タッタッターと走っていってしまった



パサッ



「優ちゃんのジャージ大きいなぁ…」




前まではあたしと同じぐらいだったのに


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