初恋は一生もの
「さ!そろそろ帰りますか!」
萌の声で気づいたけどもうすでに12時を回っていた
「時間経つの早かったねー笑」
「うんうん、んじゃ帰るねー」
と、テントから出ようとしたら、
「ん?あそこ電気ついてませんか?」
「ほんとだ、あそこは男子のテントですね」
「ちょっといってみましょうか」
やばい!先生たちの声だ!
「やばい!先生たちがこっち来るよ!」
「電気電気!」
「ちょ、今消したらやばいでしょ!」
「とにかく女子がここにいるのはまずいから布団中隠れて!」
みんな急いで布団中に隠れる
「西山さん!こっちあいてる!」
松野くんのとこがあいてるようだ
あたしは急いで松野くんのところに行こうかしたら、
グイッ
「え…?」
誰かが腕をひっぱりそのまま倒れ込み、布団が被さってきた
一瞬何が起きたかわからなかった
けど…
腕の中にいるあたしはすぐにわかった
これは優ちゃんだ
あたしは今優ちゃんに抱かれた状態である
そんな状態でドキドキしない女子はいるのだろうか