ホワイトデーの奇跡【完】
『私…星が見たくて…来たの』
「…えっ、そうだったの?」
『うん…空や景色が変わる動きを見るのが好きでね。星にも興味あったの…』
「うん、だと思った」
『…えっ?』
だと思ったって…どうして。
「授業中問題終わったら空ばっかり見てるから。雲の流れとか、嬉しそうに」
『……うん』
見られてたんだ…。
後ろの席だから、見えるよね…。
なんか、ちょっと恥ずかしい。
「だから、好きなんだろうなって」
『…うん』
そっか…だから
誘ってくれてたんだね。