Airis 2
「まあ沙衣の方は自分でなんとかさせるから。優苗はとりあえず今日一日要チェックね」
「ん、よろしく。沙衣ちゃんの方もあれだったら連絡ちょうだい」
こんな話をしてる間に、優苗はそそくさと出て行く。
とりあえずまだ大丈夫そうだ。
「外来だろ?」
「そ。大地は?」
「俺は病棟。じゃあまた」
外来と病棟じゃ場所が離れているから、頼むしか無い。
そもそも本人が黙らなければいい話なんだけど、と病棟へ向かいながら溜息をついた。