Airis 2
「……ぱぁぱ」
うつらうつらしていた愛永が、目を覚ましたのかギュッと抱きついてきた。
可愛すぎてそのまま抱きしめて遊びたい気もするけど、さすがに無理だ。
「まな、苦しくない?」
「…ない 」
苦しいと言ったら吸入させられるのが分かっているのだろう。
愛永をギュッとしながら胸の音を聞いてみるけれど、まだ大丈夫そうだ。
「…ママ」
「ママもお熱出して寝てるから。まなも寝てようね」
「いーや」
3歳児というのは、とりあえず嫌と言う。
可愛い反抗期だが、ときどき厄介だ。