そんなに、可愛い顔すんな。~男子校は、ドキドキですっ!!~
他の男の人には、近づかれるの怖かったけど。



不思議と……絢斗は、怖くなかった。



それは、きっと……。



「好き」



……だから。



なにも言わない絢斗に向かって、もう一度繰り返す。



「あたし、絢斗のことが好き」



その瞬間……。



「も、無理……」


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