青春恋物語
私と蓮

私の気持ち



「蓮〜、ご飯できたよー」
私は家の外から蓮を呼んだが出てくる気配がない
「寝てんのかな?」
名前を呼んでも返事がないため
蓮から 貰った蓮の家の合鍵で私は家に入った
「お邪魔します。」
いくら幼馴染とはいえ人の家に入るのだから
ちゃんと家に入る時の挨拶を忘れない。
私は階段を上がり蓮のいるはずである部屋へと
向かった。ドアをノックし中に入る
「蓮〜ご飯できたんだけど」
そう言いながら部屋を見渡すと
蓮は制服のままベットに横になって寝ていた
「まったく…無防備すぎだろこいつ…私の
気も知らないで」
私は小学生の時から蓮のことが好きだった、
蓮は初恋の人でずっと蓮のことを思っていた
その気持ちは今も変わらずにいた。
早く起こさないとご飯が冷めてしまうため
私は蓮を起こす。
「蓮起きて、 起きてってば!
起きなさーい!」
私の声が大きすぎたのか蓮は、驚いた様子で
ベットから跳ね起きた
「蓮、ご飯よ おきて」
私がそう言うと蓮は眠いのか目をこすりながら
「りょーかい」とだけ つぶやいたと思うと
いかなり私の前でシャツを脱ぎだし
上半身裸になっていた、
私は蓮が不意にした行動にびっくりして
慌てて、顔を手で覆い隠した、
「何してるのよ蓮」
私はそう言いながら後ろを向く
「あーごめん ってか、幼馴染なんだから
こんなの平気だろ?」

「とにかく早く着替えてきてよね
下で待ってるから」
私は蓮にそう伝えて階下と降りていく
私は、蓮のことが好き それは今も昔も変わらない。
蓮に幼馴染だから、と言われるたびに
私の心は張り裂けるように痛くなる
それは、私の気持ちを幼馴染だからという
言葉だけで済まされている気がするからだ
「いつか、伝えなきゃなこの気持ち」
はぁ、と小さなため息をつきながら
上にいる蓮に聞こえないように小さく呟く。
しばらくして蓮が降りてきた、
ドアを開け鍵を閉めて、隣の私の家えと
向かう。
「お邪魔しまーす」
蓮は家に入ると大きな声でそう言い中え入っていく、リビングにつながるドアを開けると
リビングにいた
お母さんと、お父さんが
「いらっしゃい蓮くん、さっ、座って」
と、蓮を招き入れ椅子に座らせる
私も席に着きご飯を食べる
「いただきます。」
家族みんなが揃ったところで食事前の
言葉を口にする。
そこからみんなの はしがご飯やおかずへと
向けられる、みんなでご飯を食べるときは
今日会ったこととかを話して盛り上がる
食事が終わると、私と蓮は私の部屋へと行き
勉強をする、わからないところがあれば
教えるし 教えてもらう、2人に利益がある
方法で勉強を進めていく
「なぁ、あき お前俺の部屋来てなんか言った?
俺を起こすとき眠りが浅かったのか
お前の声が聞こえてきたんだけど…。」
私は蓮のいきなりの質問に、動揺を隠せなかった、
「えっ、い、いや、何も言ってない言ってない
蓮の寝ぼけてたんじゃないの?」
や、やばい ここはなんとか話をそらすしかない
「そういえばさ、蓮 好き子とかいないの?」
私は前々から気になっていたこと蓮に聞いてみた。
「おれ、好きとかよくわかんない どういう風になったら、好き…なのかな?」
蓮は 申し訳なさそうに下を向きながらそう言った。
生まれて今まで恋愛をしてこなかった蓮にとって、好きという感情はまだ巡り合ったことのない未知の物なのだ
「そ、それは ある一定の女子の前だとドキドキしたりとか、この子と手繋ぎたいとか思うことがあったら、好きってことなんじゃない?」
私もはっきりとは好きという感情はわかんないため疑問系になってしまった、
「そうなのか?」蓮はまだはっきりとわからない様子だったがそれ以上は聞いてこなかった
その状態で沈黙が続き2人とも勉強に集中していた、
もう、遅くなったので蓮を帰らせることにして
私はお風呂えと入った、私は
湯船につかりながら、今日蓮に話したことを
思い出す、「手を繋ぎたい…か。」
私は、利き手の左手を湯船から出して
顔の前で 開いたり 閉じたりを繰り返す。
「蓮…なんで私の気持ちに気づいてくれないの?」
私は私自身の声が震えていることに驚いた
目から雫が流れ出てくる、
私は誰かにこの気持ちを相談することもできず
いつか、蓮がこの気持ちを気づく時を待つ
涙をぬぐい、お風呂から上がる
そのまま、私の部屋へと向かう
勉強机に座りそこから見える蓮の部屋
蓮の勉強机の明かりも付いていたため
私も頑張ろうという気持ちになれる。
「私も頑張らなくちゃ!」
気合いの一言を自分に言い聞かせて
もう一度勉強に集中する
「蓮…好きだ 馬鹿。」
そんな私の声が静かな私の部屋に小さく広がる
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