【大幅加筆中】クール男子の取扱説明書




「キャー!!!」


「見た!?今のシュート凄かったよね!」



女子たちが騒ぐけど、私たちへの応援はしてくれないの!?

私も私で、試合中なのに、私は今井くんしか見てない。

でも本当にかっこいい……あの昼休みの壁ドンのことも頭をよぎる。思い出すだけで鼻血出そう。


あれから、私はもう一度「好き」って伝えた。すると、今井くんは壁ドンしていた手を離して、私の頭を軽く叩いてきたんだ。

考えただけで鼻血もの。声を出して叫べないから、心の中で叫ぶしかない。


好き……好きだ、今井くん!



「由良!ボール!」


「あっ、はい!」



現実に引き戻され、試合中だってことを思い出す。

よし、打ってやる!超スピードアタック!!


スカッ


あり!?



「石原さん!?」



ボールを空振り。

運動音痴すぎて、チームのみんなに嫌な目で見られる。中村はクスクス笑いながら「次からはしっかりしてよね!」と一言。



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