†天使と小悪魔†

天使

5校時目、俺と和希と慎は校庭の木陰で堂々と授業をサボっていた。



「和希、あのさ・・・。」



なんかさっきの瑠美ちゃん変じゃなかった??



そう言いかけて、俺は口を閉じた。和希はそれに気付いていない。



「ねねッ!あれって小悪魔ちゃんじゃね??」


慎は校門を指差した。



「「マジ!?」」


俺と和希はほぼ同時に校門を見た。
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