オフィスの恋愛事情
水を得た、干物女
私は神宮寺さんとの、食事のあと、駅で電車を待った。



ふっと、気になってスマホを見たら、着信一回と、メールが一通。



碧くんからだった。



あ、あと数時間、遅かったかもね、碧くん。私、今、別の人に恋しちゃったかもよ。




独り言を言った。




”元気にしてる?同期のみなおちゃん。俺は、寂しいかも。遊びに行っていい?”



なんじゃ、こりゃ?都合のいい女かいな。



絶望的にがっかりして、碧くんに返信した。




”こんな時間に遊びにきて欲しくない”




”じゃあ、週末、水族館とかならいいの?連れてかないけどね”



むっかー。こいつ、やっぱ無いわ。







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