オネェと私の恋
玲雄ちゃんが公園に寄ろうと言い出した。
別にいつもまっすぐ家に帰るわけでもないし、途中で買い物に寄ったりしてるから寄り道くらい、いつもの範囲だ。
だから、「いいよと。」答えた。
玲雄ちゃんでも公園でブランコとかこぎたいのかなぁと勝手に考えてた。
そしたら、玲雄ちゃんは公園には誰もいないのにきょろきょろとあたりを見回して、誰もいないのか確認してる。しかも、若干、そわそわしてるような。
やっぱ、人がいるとブランコはこぎにくいよなぁとか私は妄想の続きをまだ考えていた。
< 32 / 46 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop