サバイバル学園
頭の高さまであるような長い草。




1メートル先も目を凝らさなくては、よくわからない。




床にはちゃんと土が敷き詰められ、教室の中にはちょっとしたジャングルが作られていた。




〈 一体、オレたちは、どれだけの時間、眠らされていたんだ?

いつの間にか、こんな手の込んだセットを作りやがって! 〉




「アニキ、もしかしたら、この草むらの中に、猛獣がいるかもしれないんですよね」




チョロ助の怯えた声にオレは答えた。




「その可能性はあるな。

オレたちは、突然、猛獣に襲われるかもしれねぇし」
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