サバイバル学園
「サバイバルイベント二日目、生き残りのみなさん、これから猛獣と人間の真剣勝負を見て下さい。

きっと、感情が揺れ動く素晴らしい映像が見られるでしょう」




オレはピクリとも動けずに、床に這いつくばりながら、北村先生の話を聞いていた。




「それではみなさん、明日もサバイバルイベントを楽しみましょう。

夢を叶えるために、どうか生き残って下さい。

私はみなさんが生き残ることを期待しています」




北村先生はそう言うと、自衛隊員や熊田先生と共に3年1組の教室を出ていった。
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