サバイバル学園
「違う……。

毒マムシ、そいつは違うんだ……。

仲間の命は、いつだって特別なんだ!」




「ハッ、ハッ、ハッ。

お前は、ずいぶんとロマンティックな偽善者じゃねぇか?

だけどな赤虎、オレはお前と違って断言する。

もしものとき、優先するのは、仲間の命じゃなくて、自分の命だ。

そうだろ、赤虎。

お前だって、気づいているはずなんだ。

自分の言葉が、口先だけだってことに!」




「ほざくな、毒マムシ!

二度と口がきけねぇように、お前のその憎らしい顔をザクロにしてやるからよ!」




オレがそう言って、毒マムシに飛びかかったとき、オレの首にはめられた鉄の首輪から、再び強烈な電気が流れた。




オレはその電気の強さに立っていられず、床の上にうつ伏せに倒れ込んだ。
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