裏アリ王子の彼女になりました(ニセの)
「俺からのプレゼントが受け取れないっつうのか?」


なぜか怒る琉生くん。


「ち、ちがっ……そういうわけじゃ……」


「だったら黙って受け取れよ」


「……」


やっぱり琉生くんには逆らえない。


言われた通りに、黙って受け取ると。


「つけてやる」


あたしの後ろに回り、胸元に掛けて手が伸ばされた。


ドキッ。


ネックレス、つけてくれるの?
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