甘い~秘密¨あたしの危険なドキドキ恋愛☆
先生がシンミリしてる。

 きっと、その当時の事を思い出してるんだろう。


「先生、ここに連れて来てくれてサンキュウ。」


「何となくだけど言いたい事、分かった気がする。」


「先生ってなんか、カッコいいよ。」

 隼人と美憂と陸が先生にお礼を言ってる。

 あたしも何となくだけど少し分かった気がする。

 現実から逃げるなって言うんじゃなくて、時には息抜きも必要だって。どうせ、確実に次の日には現実に戻るんだからって。一時は、現実逃避したっていいじゃないか。って事だよね。



 あと、自分の大切な人には、素を出す事。


 相手の素を受け入れてあげて、自分の素も受け入れてもらう人が必要だって事かな?


 折角、ここに来たって気を使う人とだったら余計疲れちゃうもん。


 先生が言う事って、難しいけど凄く深いんだよね。


 やっぱり、先生はカッコいいと思う。


 こんな人があたしの彼氏なんだ。


「…言っとくけど、連れて来るのは俺が暇な時だからな!まあ、暇なんてないから連れて来れないな!!」



 先生が満面の意地悪な顔で言うんだ。


 そんな事を言っても、先生の事だから連れて来てくれるんだろうな。
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