天国の恋~雪と涙に染まる片恋~
「あ、優奈!」

「!」



前方から、雄二が歩いてきた。



「最近、学校帰りによく会うよな。」

「うん。」

「てか、また寒くなってきたな。」

「うん。」


「・・・・・・てか、優奈・・・・・・元気ない?」

「え?ううん、別に・・・・・・。」



「・・・・・・嘘だ。俺にはわかるんだよ。お前が元気ないって。」

「・・・・・・。」




心、読まれてる・・・・・・。
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