お姫様はメイド服!?
「すごーい!」

カグヤの声が,城中に響く。

「気に入っていただければ光栄です。
後で,城内を案内しますので…」

ドランは,レオンより背が高い。
カグヤは話す時,顔をかなり上に向けなきゃいけなかったから,首が痛かった。

「この部屋です。」

真っ白なドアを開く。
「今日から,ここが女王姫の部屋でございます。」

カグヤは,部屋に入った瞬間,息を呑んだ。

ものすごい広さは,自分の部屋の何倍もある。
大きな窓に,大きなベッド。
まるで,お姫様の部屋だった。

「すごい…お姫様の部屋みたい…」

溜め息まじりに言うと,ドランが首を傾げた。

「何を言うんですか?
あなたは,お姫様ですよ?」

カグヤは,ドランの言葉にもう一度溜め息をついた。

そうだ…あたし,この国の…女王姫??だったんだっけ?

「でわ,女王姫。
ベッドの上のドレスに着替えたら,部屋から出てきてください。」
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