ラッキー☆セブン
3
『、、、って言われたんだけど、どう思う?』

『そうねえ、、、。妹みたいかー』

今日も仲良く休憩中に女子高生座談会を行ってます。

とりあえず昨日あったことを全て佐和子に話してみる。

え!?早速二人っきりで食事!?と話し始めは喜んでいた佐和子だったけど、春山さんに兄妹って言われたことを伝えると顔を曇らせた。

だよね、言われたらそんな風にショックだよね。

兄妹ってことは普通恋愛対象外ってことになるもんなー。

『年の差的に友達とも親子とも言えないしねー。確かに例えるのにちょうどいいのは兄妹くらいだよね。だからって何も脈ナシに直結しなくてもいいんじゃない?』

佐和子はポジティブにそう言う。

『私は別に社会人だから無理とかないからいいんだけど、相手からすればやっぱり高校生なんて子どもなんだよ、きっと。恋愛対象にするには少し抵抗あると思うよ。』

それに対してネガティブ発動する私。

佐和子は何も言い返さない。

『でもね、今はこうして話せてるだけで嬉しいから。前だったら人見知り過ぎて考えられないもんこんなこと。それにまだ諦めたわけじゃないよ。』

『何よ、もう〜!ハルってば大人になっちゃってー!』

そう言って私の頭をわしゃわしゃと撫でる。

『とりあえず、お姉さんの娘さんへのプレゼント買いに一緒に行くしまずはそこだね!デートだよ!デート!!頑張れハル!』

『デッ、デートじゃないもん!!』

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