好きとか。
私と爽くんは図書室に移動した。
『そういえばあの後、優馬に会ったの。』
『え?まじ?俺も会いたかったな。』
爽くんはそう言いながら窓の外を
見つめている。
朝の光で照らされてる爽くんは
何よりも綺麗。
ほんとこんなかっこいい人と
2人でいるなんて他の女子に見つかったら
目、つけられるかな。
『優馬、サッカーしててね
今度、応援に行くの。
すっごく強いんだよっ』
『あ、知ってる!あいついつも
サッカーボール持ってたから。
ねぇ、それ俺も一緒に行ってもいい?』
『そ、爽くんも来てくれるの!!?』
優馬、絶対喜ぶよ!!
『うん、あいつがサッカーしてるとこ
見たことないし。』
『じゃあ、また日程言うね!』
『あ、うん。………っと、ごめん』
突然爽くんのポケットから
メロディが鳴った。
爽くんはすぐに気づいて
椅子から立ち上がり、私から少し距離を
とって電話に出る。
誰だろう、うっきーかな?
『美優?』
ドクン
…………美優?
『あー、うん。ごめん、今どこ?』
美優って誰……?
爽くんはいくらか、美優って子と
電話で話し、
『わり、じゃあまたな』
『う、ん。またね』
私に一瞬、目を合わせて
図書室から出て行った。
それから何分か経ち、
私のポケットもメロディを奏でた。