【完】俺が絶対、好きって言わせてみせるから。

えぇ〜〜っ!?


い、今なんて……。


キスって言った!?



「ちょっ…!な、何言って…」



突然の爆弾発言に心臓が止まりそうになる。


どうしちゃったの、ホント!



すると黒瀧くんは腕の力を緩めて、ゆっくりと顔を上げた。


熱っぽい丸い瞳が私をじっと見下ろす。



ーードクン。



「モモ……

キスしていい?」


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