【完】俺が絶対、好きって言わせてみせるから。

いつからあんなふうになったんだか。


可愛くないんだから。



蓮はうちの学校の中等部に通ってる。


だから毎日朝は一緒に羽山が車で送迎してくれる。


でものんびりしてる蓮のせいで遅刻ギリギリになることもたびたびあって。


私としてはいい迷惑なのだった。


遅刻なんて恥ずかしいから嫌なのに。



「今日は遅刻しないようにねっ!」


「わかってるって〜」



ヘラヘラ笑いながら朝食のデニッシュをかじる蓮。


私は呆れてため息をついた。



「…はぁ」



するとその時、



ーーピンポーン。


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