エリート医師に結婚しろと迫られてます
「ちょっと、何言ってるの。式の前に大きなお腹になるわよ」
「それはいいね。母も結婚式に呼ぶ人数を減らすって言うだろうな」
「何言ってるの?」
「不安になる前に、真っ直ぐ向かい合って、どうして欲しいか言って。君そう言ったろ?」
「あああ、もう。よく覚えてるのね」
「だからあきらめて。僕のものになって。早く家族が欲しい」
「なんだか、私、いつの間にかあなたのペースに乗せられてるみたい」
「君は、僕がいろんなことを忘れたりしないし、最初に決めたことはやり遂げないと気がすまないって、言ってたよね。僕は薔薇の刺で怪我をしてから、決めたんだ」
「聞きたくないけど、何を?」
「こいつ、絶対許さねえ。一生関わってやるって。
だから、あきらめて。今でもその気持ち、全然変わって無いから」
私は…
とんでもない王子様に惚れられたのか……
END

