鈍感さんに恋をした。
後戻りは出来ない*湯河原side*


俺は、一体どうすればいいんだ…。


…あの時、莉愛が謎の男に連れられて去って行き、次の時間の授業もサボった俺は、色々と考えていた。


“俺たちは、先輩みたく暇じゃありませんから”


あの男は、そう言っていた。


ん…!?


俺は、ガバッと体を起こした。


じゃあつまり、莉愛は、俺といた時間が、迷惑だったって事なのか…?


なのに、俺がムリヤリ頼み込んだから、我慢して一緒にいてくれたのか?


マジ、かよ……。


もしかして莉愛、今までも、ずっとずっと、迷惑だったんじゃないか。


ウザかったんじゃないか。


もし、そうだとしたら...


いや、きっとそうに違いない。






< 82 / 226 >

この作品をシェア

pagetop