ありがとう
第1話~ディズニー~

今日はディズニーに行く予定だった。けど6時まで入場制限がかかってて入れなかった。そこで父は近くに大江戸温泉があるから時間になるまで大江戸温泉でのんびりしてから行くってことになりました。いつも父は子供達に優しく、逆に母が厳しく、父は先のことを考えないで行動していて、それをエスコートするのがいつも母でした。私達3人兄弟はいつもこんないい親はこの世のどこを探してもいないと思っていました。

大江戸温泉では時間になった時に父が「さぁ行くか」ってなった時にいきなり母が「本当に行くの?いっぺんに二つはやめた方がいいよ」
といって私達兄弟は行きたい行きたいしか言わず、ついに妹が泣き出してしまいました。それに父は怒り、「あーもうじゃあ早くしなさい!」ってさっさと行ってしまいました。
父が怒るのは兄弟のうち誰かが誰かに大きな怪我をさしてしまい、泣いてしまったりする時や、ダメって言ってるのに兄弟のうち誰かが大泣きして叫んでる時です。=めったに怒らないということです。ってことでディズニーに行くことになりました。妹と弟は(小3)
は泣いたら自分の言う事を聞いてもらえるということに気付き、いつもその手を使っています。

ディズニーにつき、私はちょっと気持ち悪い事に気付きましたが、忘れるだろうと思い、ふつうにイッツ・ア・スモールワールドに乗り、次に乗り物に乗ろうとしたときに気持ち悪いのが増し、パレードも見れずに救護室に向かいました。父は大のパレード好きで、その中でも夜のドリームライツ?が大好きで、いつも楽しみにしていました。今日は久しぶりのディズニーで、パレードが始まる!とワクワクしてるのが分かりました。でも私が体調を崩したせいで父は大好きなパレードがみれなかったのです。きっと父はものすごく残念だったでしょう。すぐわかりました。でも体調を優先し、パレードを見ずに救護室に来ました。そんな父が大好きです。いつも子供達を優先してくれる父が…こんな父に出会って良かったです。私はよく体調を崩すのでたくさんの人に迷惑をかけました。あの時母の言う事を聞いて次の日にすれば良かったと思いました。

救護室を出て、あとで母に「ほらね。言う事を聞いてればああはならなかったのに。パパは大好きなパレードを見るのを諦めてあなたについてくれたのよ。いい?あなたのわがままでたくさんの人に迷惑がかかるの。今日だってパパにも救護室の方々にも迷惑がかかっているでしょう。そんな事を考えながらこれから行動しなさい。」と言われ、全くその通りだと思いました。母の言う事はなぜか必ずといっていいほど当たりました。でもその言葉で分かったようなきがします。そしてそれと同時にこんな母に生まれて良かった。と思いました。
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