短編: ハニーガール



大嫌い!大嫌い!大嫌い!






みったんが、僕を、嫌い?

みったんの大嫌いが頭の中で何度もリピートされてぐわんぐわんと鳴り響く。







「みったんごめ
「もうふみふみなんて知らないっ!話しかけないで。」










みったんに……完全に嫌われた。



確かに、自分がみったんだったら
男2人に囲まれて嫌な顔をして断れるのだろうか。いや、力でも勝てないのにそんなことは出来ないだろう。


冷静になってみるとみったんの気持ちが痛いくらいに伝わってくる。







怖かったんだね、
僕が助けてくれると思ったんだよね、
みったんの助けを気付くことが出来なくて、
頼りない男でごめんね。ごめんなさい。





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