シュールな関係
「お前さ~

さっきからナニ

携帯と睨めっこしてる?


自分で出れねぇなら俺が出てやるよ」


タチの悪い笑みで携帯を素早く奪い取る


「ちょっとっ!!


人の携帯取らないでよっ



待って!やめてぇっ!! 返してよ!」




「もしもし オタク誰?

デート中なんだけど、俺の奈緒になんか用なワケ?」



ある意味最強な大和

物怖じせずに突っ走る。




そして 今わたし・・・

絶対絶命のピンチってヤツ?



「バカ バカ バカ男ぉ!!


あんた一体何してくれるよ!!」



大和からはぎ取るように

わたしは携帯を取り戻した。



「怒んなよ 


ちえっ 出る前に切れたし…

面白くねぇ~の



お前の彼氏からなのか?」



あぁっ~ 焦ったぁよ!!!


マジでドキドキしたじゃない


はあぁ はぁーよかった! 



「彼氏じゃないわよ


もう~!!

大和のせいで寿命が何年

縮こまったと思うのよっ!!」



「ははっ

スリリング体験嬉しいだろ?」



「楽しい訳ないでしょが!!

飲みたらないわっ


もう一杯お代わりもらえる?」


マスターを呼び、強いカクテルを頼む。



毒のある行動を笑って誤魔化すなんて

ほんと危ない奴だわ


飲まなきゃやってられない。



一之瀬さん怖いのに

大和がさらに変な誤解あたえたら


あぁぁあ~~っ

恐ろしい


考えるだけでも恐ろしい!


もし大和が出ていたら

粗大ごみレベルではなくなっているよね?

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