シュールな関係
さぁ そろそろ帰ろう


わたしも今日は疲れと、お酒もまわってるし・・・



大きく伸びをして寝ている大和をチラリと見つめた。


寝顔は生意気さが消えて可愛いじゃないの




大和 

あなたのセフレ発言驚いたよ


愛の無いセックスでも

身体を重ねていく度に情ってものが

沸いてしまうかもしれないの。



だから私は一度きり。



ほんと、気持ち良さそうに寝てるわね


もう一度指でむにゅっと突っついてから

大和のホッペにチュッと優しくキスをした。



ありがとね、大和

これで本当にサヨナラ



これでわたしも救われたし、今日はすごく楽しかったわ。




そして大和の財布からさらに3万取りカウンターに置く。



「マスター、お騒がせ料てことで

おつりも取ってて下さい


一磨くんに連絡してるので迎えに来てくれると思います


寝こけてますが、お願いします」



大和のお金で太っ腹に支払い、

寝こけている彼をお願いをして店を出た。





バンドールを出ると朝とは違った夜の涼しさが

酔った頬と体を撫でるように通り過ぎ気持ちが良かった。

< 126 / 441 >

この作品をシェア

pagetop