シュールな関係
アタフタとしてる間にも

シャーベット状の雨が刺すような痛みを刻み

ジワジワと冷えが身体をむしばんでゆく・・・


辺り一面に白いカーテンが大きく揺れるように雨が降る。


一度降り出した雨は止む気配すら見せずにさらに降り続ける・・・。



防寒具も傘も屋根も身を守るもの一つない状況


「最悪 最悪 最悪、どんなけ降るのよっ!!

もうずぶ濡れじゃないの!!!

もうダメ寒い、凍えそう 誰でもいいから早く助けて!!」


ドアに体当たりしながら身体をぶっつける。

反応もなく、打ち付けた身体が痛い。


頭から全体に滴り落ちる雨は真水から上がったような感覚で

唇が青くなり、寒くて、寒くて悪態の付く唇も震える。



耐えれない、寒い!凍りそう!死にそう!

うずくまった身体に息を吹きかけても感覚のマヒで暖かさも感じない。                         

無残にも時間だけが過ぎていく。

身体が痺れる感じで痛い…痛すぎる

寒くてガタガタする―――手足の感覚も分からない。


神経が麻痺されているから上手く身体も動かないし…そして眠くなってきた。



わたしこのままここで肺炎になって――――

いや、凍死してしまうのかしら…



一之瀬さん、探しに来なさいよ…あなたのせいなに…

晴人…姉のテレパシーは通じなかったの?

大和…あなたは本当に役に立たないん…だから…




なんで…こう…なったのよ…

容赦ない雨に打たれながらゆっくりと意識を手放した。
< 260 / 441 >

この作品をシェア

pagetop