シュールな関係
過去
わたしは両親が憎い


小さな製薬会社で

働いていた父は

不景気に煽りリストラに合った。



再就職も見つからず

お酒に、賭け事にだんだんと溺れていき

温暖だった父が母に手を上げるようになった。



母も落ちぶれて暴力が増す父を見切り


『ごめんなさい


お母さんはあなた達が心配なの…


お父さんと別れて暫く

離れ離れになるけど

落ち着いたら絶対に絶対に迎えに行くわ



だから―――だから今は許して頂戴ね・・・』



涙ながらに子供を置いて出て行ったけど――


わたし達が二度と一緒に

住むという

願いも叶うこともなかった。




お母さんから連絡がなくなり

心配して弟とアパートに行くと

部屋は空っぽだった・・・

< 47 / 441 >

この作品をシェア

pagetop