アイスコーヒー。


お店を出るまで感じた視線。


ふと、肌寒い、冬の風を受けて、
マフラーを口元まであげた。


そして、クスッと思わず笑った。

そんな私を友人が不思議そうにみる。

「どしたの?」

そう言われて、私はまた笑った
今度は声を出して、お腹を抱えるほどに笑った。


嫌いで嫌いで仕方なかった。

なのに気になって仕方なかった。


だけど、4年ぶりのアイツを見ても
なにも感じることがなかったのだ。



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