親指姫な彼女と普通の俺
シャワーを浴びる準備をして、シュシュに疑問を問い掛ける

「妖精もお風呂はいる?」

「え? ええっと、清潔にはしておきたいですね やはり」

じゃあ といって風呂桶にお湯を溜めた

「先にはいりなよ」

「ええ!でも!良いんですか…」

「流石に女の子とお風呂ってのは、俺はずいからさ 着替えはそれだけだしー えっとタオルはハンドタオルで」

そう言って脱衣場に桶を置き、その側にタオルを置いた
 
石鹸もどうぞと小さな石鹸と
以前にお土産でもらった小さなシャンプー、リンスをシュシュが届くように箱に乗せて置いておいた

「すみません… 何から何まで」

「いいって じゃあ 終わった呼んでね」

シュシュは恐る恐る湯につかる
温かくてとても心地良い

「気持ちいい~!」

そしてふと思う

「優しい人… 恥ずかしいって私のこと女の子として」

みるみる赤くなるのでぶるぶると顔をふる

「あわわわ…!! 落ち着くのよすーはーすーはー… 太陽君は妖精に優しい人なのよ」

とりあえず用意されたシャンプーを使ってみようとポンプを押してみる

「だっ 駄目だ びくともしない 固いわ うぐぐぐ…!」

次の瞬間、大量に飛び出して自身の顔面を襲うとはまだ知らない
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