好きっていうまでは
恥ずかしいけど…言うしかないよね。

私は携帯を耳元にやり、電話してるふうに言おうと思った。

るいも電話受けてるみたいにやってくれた。


「だって私…るいのこと…大好きだからっ。

ずっと一緒に居たい人だから。」


少し間があった。るいはなにも言わないの…?

そう思った時、るいが口を開いた。

「俺も。彩華は俺が一生大事にする。

一生愛し続けるよ。約束な?」

「なんか…プロポーズみたい。」

私は笑ってそう言うと、るいは真剣な顔で

「え?そのつもりなんだけど?」

と。

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