好きっていうまでは
疲れたのか、残った3人はほぼ無言だった。


「そういえばさ、神木くん今日あんまり喋ってないよね?」

あまりにも静かだったので私は、話を持ちかけた。


「そう?海、久しぶりだったからかな。

てか、彩華そんなとこまで見ててくれたんだ!」

「いや、いつもとちょっと違うなぁって…」

「そっかー。でも俺はさ…「彩華」

神木くんの言葉に、陽輝が被せて私を呼んでくる。

「着いたよ。家。」

「あ。うん。じゃあね、神木くん」

私がマンションに入ろうとすると、手をつかまれる。
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