絶対に惚れさせてやる【非公開】

突然のWデート*̣̣̥tears編*̣̣̥






「…………あ…き……ら?」





確かに聞こえた名前と声




聞こえてきた方角から、どこに2人が居るのかだいたい位置は分かる





だけど体は固まったまま動かない





振り向きたいのに…振り向けない






「………」



「………」






隣の瀬上が気づいているのかは分からない



いや…きっと気づいてるはず



瀬上なら…気づいてそう…







『それでは撮影可能と致します。


カメラをお持ちの方はどうぞお撮りください』






「「「わぁぁぁぁーーー!!!!」」」










周りが一気に騒がしくなった中



私の首は機械のように回る



今にも、ギッ…ギッ…と音を立てそうなくらい不自然に







………











「……彰くん





……好きだよ」







「……俺もです。


萌亜先輩……」












………











「っっっ!!!!」








「「「うわぁぁぁぁぁぁ〜〜」」」


パチパチパチパチ







プロジェクションマッピングが終盤を迎えたのか


騒ぎが一層大きくなり


拍手が聞こえてくる








そんな中





逆光のため影しか見えない1組のカップルの唇が






そっと重なった








甘いセリフとともに………








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