黒い鳥
1章
雀side

私は相生雀、ごく普通の高校生でちょっと運動音痴でちょっとバカでちょっと物忘れが激しいふ・つ・う・の・高校生!

雀「誰に自己紹介してんよ、世も末だな」

母「おきてる?朝ごはんたべるっしょ?」

雀「あたりまえっしょ?」




母「そーそー、お隣さんができるのよ!」

雀「ふーん」

母「それでね、そのお隣さんがまさかのあの迅ちゃん家だって!」

雀「はっ?だれ?」

母「じょーだんなしで!迅ちゃん!」

雀「だからだれ?」

母「ほんと馬鹿なんだから、小さい頃は迅ちゃん迅ちゃん言ってあとをついてまわってたのにwwwあの頃は可愛かったわ」

雀「よく見て、今も可愛いでしょ!」

母「あー、はいはい、とりあえずそーゆーことだから挨拶にでも行ってきなさいよ」

雀「えっ!?無理だよ、相手のこと覚えてないのに挨拶って失礼にも程があるレベル」

母「自覚があるならおもいだしなさいよ」

雀「それができたら困らないわ」

母「ほら!ご飯食べたなら行った行った」

雀「はいはい」


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