男子と会話はできません

そう言うと、市ノ瀬くんは、電話番号とアドレスとかを交換しようと提案した。


交換し終えるとスマホに視線を落とす。口角をあげて微笑みながら。


「俺さー。部活終わると寝ちゃったりしてすぐ返事しなかったりする」


「疲れるもんね」


「すぐ返事できないときがあっても、どうでもいいわけじゃないからね」


「……うん」


言葉にすごく力が入る。何かあったのかな。
< 103 / 459 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop