三回目のデート
「……なら、ちょうど良かった」
「え、ちょうど良かったって?あ、先輩っ……」
先輩は私から離れて、春樹君の前に立った。
身長差が10センチぐらいあって、春樹君は先輩を見上げる形になった。
先輩……何をするつもりなんだろ……。
「……初めて話を聞いた時から、君には一度、お礼が言いたいって思ってたんだよねー」
「は、お礼?なんの?」
すると先輩は、春樹君の両肩をガシッと掴んだ。
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