ただ、逢いたくて
プロローグ
気がつけば…
瞳で貴方を追っているあたしがいて

気がつけば…
好きになってた






絶対好きになんかならないはずだったのに

するするとあたしの
奥へと飛込んでくる

追い出そうとしても
一度踏み込んだら逃げることなんてできなくて



捕われてしまった



もう…






逃げられない





その瞳からは―――









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