『あの時、君は……』
自問自答を続けてる日々だった。
どっちも謝りもせず、
『恋人関係』
だった俺達は、だんだんとその価値観が薄れて行くだけだった。



そんな日、隣りの恵ちゃんが、変な事を言っていた。



「瞳ちゃん、彼氏と上手くいってないみたいだねぇ……うわー、瞳ちゃん頑張ってるのに、この彼氏最低!!」



恵ちゃんとその友達3人くらいでそんな事をしゃべっていた。

え?
何見てそんな事言ってんの?

俺は、戸惑ったが、いつもの友達感覚で、恵ちゃんに声をかけた。
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