君の味に落とされて。




先輩がウチでバイトするなら、これから夏休みにも会える…ってことだよね!


わぁあ…なんか嬉しいな。


「手出せ」


「?」


言われた通り右手を出すと、小指だけ持ってかれて先輩の小指と絡ませられて、指切りげんまんと言われた。


「秘密バラしたら、針千本だからな」


「が、がんばります」


先輩の指が触れたところが熱い。


あぁもう…本当に…、これが、好きって、ことかもしれない。


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