俺だけ見てろよ。~幼なじみに恋してる~
「れ……レオ……なに?」



必死の形相で、あたしを見おろしている。



っていうか、


顔……近いからっ!!







ドンッ!


と、レオの胸を強く押した。



「痛ぇっ! それだけ元気あれば、もう大丈夫だよな。

起きなかったらどーしようかって焦ったじゃん……よかった……」



今度は、泣きそうな顔であたしを見つめている。



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